肌を露出する服が着たくなる暑い季節や、なぜか露出度がアップするフォーマルなドレスを着用する時。
女性であれば絶対に意識するのが、二の腕の太さですよ。
女性に「自身の体のパーツで痩せたい部分は?」と聞くと必ず上位に上がってくるのが二の腕でもあります。
そんな女性のダイエットの悩みのタネである二の腕。
どうすれば効果的に痩せることができるのでしょうか?
そこで今回は、二の腕が太い人と細い人の特徴とその差をチェックすることで、二の腕痩せの方法をご紹介していきます!


気になるところからCheck!
二の腕が太い人の特徴とは?

まずは、二の腕が太くなってしまう人の特徴をチェックしていくことで効果的な二の腕痩せを目指してみましょう。
当てはまる特徴はないですか?ある場合は、今からでも意識して治すようにしましょう。
その1:運動不足である
二の腕に関わらず、運動が不足している人には体全体が太っている肥満な人が多いです。
もちろん、二の腕も運動して鍛えることができる筋肉で構成されているパーツなので、運動不足になると筋肉が衰えて太ってきます。
特に、デスクワークが仕事で日常的に体を動かす習慣がない人には、この傾向は顕著に現れます。
筋肉量が不足すると筋肉が弱くなり、筋肉の周りについている脂肪を支えることができなくなるため、そのまま脂肪が重力に逆らえずに垂れ下がってしまいます。
多くの女性の敵である「二の腕の振袖」が完成してしまうわけです。
この二の腕の振袖を解消するためには、腕の下の部分を構成している筋肉である上腕三頭筋を鍛える必要があるわけですが、上腕三頭筋は何かを押す動きをする際にしか使われません。

その2:年を重ねている
肌のハリを保つコラーゲンという物質は、20代をピークに減少するといわれています。
二の腕のハリも例外ではなく10代の頃には太ってはいたけど二の腕はピンと張って垂れていなかったという女性でも年齢を重ねるごとにお肉がたるんと垂れてきてしまい、二の腕が太く見えるのです。
加齢はすべての女性に同じように訪れる減少ですので避けることができませんが、年齢を重ねている女性の中でも美しい二の腕を持っている人がいます。

その3:姿勢の悪さ
常に姿勢が悪く、猫背で肩が前に出ているという人は要注意です。
肩が前に出ている状態のことを「巻き肩」などと呼びますが、二の腕の太さに限らず、ふっくらとしている男女を思い浮かべると、この巻き肩である人が多いと思います。
猫背という姿勢の悪さに限らず、スマホのしすぎで常に前傾姿勢になっていることが多い現代人には、特に多くなっている姿勢の1つで肩甲骨が後ろに開いた状態で固まることで、肩に歪みが生じてしまいます。
理想的な姿勢は、肩からまっすぐに線を下ろしていくと足のかかとに当たるような胸をやや開いたような状態です。
一方で、二の腕が太い姿勢の悪い人では、肩から線を下ろしていくと足の前の方と重なることが多いので、実際に姿見などを使って、あなたの姿勢もチェックしてみてください。

その4:肩こりがひどい
現代人に多いデスクワークを続けると、1日中同じ姿勢でいることになり、自然と上半身の筋肉が固まってしまい肩こりになる人が多いです。
特に、体の中でも重たいパーツである頭を支えている方への負担は大きく、負担がかかるため肩こりに悩む人は多くなります。
肩周辺の筋肉が固まり、痛みすら伴うレベルになると、それは二の腕が太くなるサイン。
緊張状態が続くことでさらに動きが制限され、二の腕の代謝が悪くなり老廃物がたまります。

その5:二の腕を常に隠している
二の腕が太いと自分で意識してしまうと、衣類で隠そうとするのが女性の心理です。
二の腕が隠れる服で、お気に入りのものを見つけてしまうと安心してその服ばかりを着るようになり、二の腕を露出する服を着る機会を逃してしまいます。
「人に見られることがないのであれば、痩せる必要はないか!」と感じてしまい、二の腕痩せへの意識が減るとエクササイズする機会が減るので、さらに太くなってしまうのです。
また、二の腕関わらず体のパーツというのは人に見られることでどんどんと美しくなっていきます。
人に見せるという意識が女性の美意識を高め、良いスパラルへと自分の体を持っていくことができるのですが、服で常に隠していては、その効果は見込めません。

その6:お風呂が嫌いであまり入らない
女性の中には、お風呂嫌いという人が結構な割合で存在します。
邪魔くさかったり、暑いお湯に入るのが苦手だったりとその理由は様々ですが、お風呂が苦手で数日に1回しか入らなかったり、シャワーで済ませていたりすることも二の腕が太くなる原因なのです。
体を痩せさせたい時、どんなパーツでも温めることで新陳代謝が高まり、スムーズに老廃物や不要な肌の組織を体外へと排出してくれるのですが、毎日の入浴ほど新陳代謝を高めてくれるものはありません。
中には毎日適度な運動を実施することができている人もいると思うので、そのような人は問題ないのですが、そうでない限りは入浴くらいしか代謝を高める日々の習慣はないわけです。

その7:水分をあまり取らない
二の腕が太くなる1つの要因である老廃物ですが、老廃物を体外に排出するためには、水分が欠かせません。
その水分を体内に取り入れる方法は1つで食事や飲料によって摂取するしかないわけですが、水分を摂取するのが苦手で、体に水分が不足してしまうと二の腕にも老廃物がたまります。
そして、流れが悪くなるので、どんどんと体の組織に絡みついてしまい、なかなか排出できないという最悪な状態になるわけです。
二の腕に老廃物がたまるとセルライト化するといわれています。
セルライトは肌表面に独特のシワとなって現れるので、ただ二の腕が太いだけでなく、その太い二の腕にシワが入ってしまうという最悪な状態に陥ってしまいます。
この状態にならないためにも、定期的に水分を摂取するように心がけましょう。

二の腕が細い人の特徴とは?

続いては、二の腕が細い人の特徴をチェックしてみましょう。
基本的には、前章でご紹介した「二の腕が太い人の特徴」の反対のことをすればいいのですが、それぞれにポイントがありますので、それを知って効果的な二の腕痩せを実現してみて下さいね!
その1:運動が好き
運動が好きで、定期的に汗を流せている人には、二の腕が細い人が多いです。
もちろん、運動が苦手でも運動を日課とすることができていれば、二の腕が細くなっていきますが、やはり苦手なことは長続きしません。
ダイエットのための運動と聞くとジムでの激しい運動を連想してしまいがちですが、それでは運動が苦手な人には辛すぎますね。
運動が苦手でも、買い物が好き、動物が好き、美容が好きという女性は多いです。
例えば、買い物が好きならいつもはゆっくりと歩くウインドショッピングの時間を少し早歩きでしっかりと呼吸することを意識してトレーニングに変えてしまいましょう。
動物が好きならペットを飼って、毎日散歩するのも方法です。
美容が好きという人は、美肌も実現できるホットヨガに通って美意識を高めてみるのはどうでしょう?

その2:姿勢が良い
姿勢が良いとそれだけですらっとしたスタイルに見えるものです。
それに、先ほどご紹介した通り「巻き肩」にならないので、二の腕が太くなる原因を解消することができます。

その3:露出度の高い服を好む
腕の細い人が自分の腕を見せたいから露出度の高い服を着るのか?はたまた露出しているから意識が高まり、腕が細くなるのか?
これは女性であれば永遠の疑問と感じるところですが、つまりは腕の細い人は良いループに自分の二の腕を持っていけているのだと思います。
思い切って腕を露出することで、自分の二の腕の太さに意識を集中して見ましょう。

その4:バランスの良い食事をしている
二の腕を痩せさせたいのであれば、過度な食事制限ではなくバランスの良い食事が重要です。
二の腕が細い人はそのことを知っているので、毎日三食きちんと摂取し、水分も多めに補給して体の中の状態を痩せる方向へと持っていけています。
特に重要なのが、たんぱく質です。
脂質の少ないお肉を選び、適量を摂取するようにしましょう。

その5:体のメンテナンスを欠かさない
二の腕が細い人は、自分の体のメンテナンスを欠かしません。
もちろん、トレーニングのためのジム通いをしている人は多いですが、その他にも整体に行って体の歪みをとり、効果的に痩せる人もいます。
マッサージで老廃物を定期的に流すのもおすすめです。

その6:効果的な入浴法を知っている
先述の通り、入浴タイムは絶好の二の腕痩せの時間です。
しっかりと湯船に浸かって、38℃から40℃の適温の中で二の腕をマッサージしてみましょう。
老廃物を手の先から脇の下に流していくイメージです。

二の腕痩せに成功した人の体験談!

30代主婦:Iさん

どうしてもそんな二の腕が許せなかったので、家でできるエクササイズを取り入れています。
旦那さんに子どもを見てもらって入浴できるときは、チャンスなのでお風呂でゆっくりと二の腕をマッサージします。
あとは、パソコン作業中に姿勢が固まってしまわないように、何分おきかに胸を開く運動を繰り返します。
子どもとの散歩の距離を伸ばしたりして、運動する機会も増やしました。
効果が徐々に出てきているように感じています。
30代看護師:Aさん

ボクシングなので腕をむちゃくちゃ使うのですが、その成果が着実に現れていると思います。
全身痩せを目指して通ったんですが、痩せにくいといわれている二の腕が一番に細くなり、適度な筋肉がつけられているので、とっても嬉しいです。
まとめ

今回は、二の腕が太い人と細い人の差についてお伝えしました。
普段のちょっとした意識の違いが、太い人と細い人を分けているように感じます。
今すぐにでも取り入れられる習慣もあるので、ぜひ今回の内容を参考にして理想的な二の腕をゲットしてみてくださいね!